悪玉コレステロールは本当に悪いの?病気を引き起こすは嘘という説について!

今回は悪玉コレステロールについて語ってみたいと思います。

悪玉コレステロールは体に悪いと言われていますが、これがかなり怪しいみたいです。

 

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悪玉コレステロールは世紀の大インチキ

悪玉コレステロールとか善玉コレステロールって聞いたことありませんか?
テレビ番組でも話題になっていましたよね。
だけど、これって間違っているよ、という事らしいんです。

コレステロールとは?

コレステロールは、私達の体にとってとても重要な物質で、一日2000ミリグラム必要だと言われています。
ではコレステロールは一体どこで使われるのでしょう?

実はコレステロールを使ってこれらの物が作られています。

・脳
・細胞膜
・ホルモン
・コルチゾール(炎症を抑える働きをする)
・ビタミン代謝

 

悪玉コレステロール、善玉コレステロールとは?

悪玉コレステロールと呼ばれている物は、LDL(低比重リポたんぱく質)。
LDLは肝臓で作られたコレステロールを全身に運びます。
増えすぎると動脈硬化の原因となり、少なすぎると脳出血の原因となります。

善玉コレステロールと呼ばれている物は、HDL(高比重リポたんぱく質)。
HDLはコレステロールを再利用する為に、回収する役割があります。

LDLもHDLも体にとって必要なコレステロールで、どちらが悪いという事はありません。
ですので、悪玉、善玉という名前で呼ぶのは間違っていますね。

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なぜコレステロール健康詐欺が起きてしまったのか?

1953年に、アンセル・キーズ博士が、6か国のデータを元に、摂取した脂肪と心臓疾患の関係を調べた論文を発表しました。
データを見ると、日本は心臓病の比率が低く、アメリカは最大でした。
脂質の摂取量が少ないと心臓病になる確率が低く、反対に脂質摂取量が多いと確率が高くなる、という訳です。
現在のコレステロールと病気の関係説はこれを元にしています。
ところが、実は大きな間違いがありました。
アンセル・キーズ博士は、6か国ではなくて22か国のデータを使っていました。
そして、22か国のデータを比較すると、脂質摂取量と心臓病との関連性は見られなかったのです。

そこで、アンセル・キーズ博士は、脂質摂取量と心臓病の相関関係がみられる6か国だけを選び、論文を書いて発表したのです。
すると、この論文が雑誌Timeなどで取り上げられ、脚光を浴びる事となりました。
それ以来、脂質摂取と心臓病の関連性が信じられ、低脂肪が健康に良いと思われる事となってしまったのです。

 

心臓病の原因

それでは心臓病の大きな原因とは何でしょうか?
それは、炎症です。
炎症は体の血管を傷つけます。
傷ついた箇所をコレステロールは治そうとします。
でも、炎症が激しいと、コレステロールはどんどんと付着し、その結果血管が詰まってしまうのです。

では炎症の原因はどこから来るのでしょうか?

(1)活性酸素
この活性酸素が私達の細胞を傷つけます。

(2)糖質
糖質を多く摂り過ぎると、炎症体質になり、細胞が傷つけられます。

つまり、私達の食習慣が問題なのです。

HDLを増やす方法

・良質な脂質を摂る。
・タバコを吸わない。
・適度な運動。

これらを心掛け、バランスの良い食生活をする事で、健康を維持しましょう。

 

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